ペースをつかむ

もし将来イラストレーターとして活動してゆきたいと考えているのであれば、アマチュアである今のうちに、サイズの違う作品や手の込んだ作品など様々なケースのイラスト制作をしてみることをお勧めします。そうしたことを繰り返すと、自分がどのサイズのどういった作品であれば、どれくらいのスパンで制作することができるかということが分かるようになってきます。それは実際に仕事をするようになった時、依頼を受ける際にも役立つでしょう。イラストレーターになりたい、イラスト制作に携わりたいと考えている人は、そうした練習を重ねて、自分の制作ペースをつかむ努力をしてみましょう。

人は誰でもつい自分にとって一番楽な方法を選んでしまう傾向があります。今はデジタルでイラストを描く人が多いようですが、アマチュア時代は自分の好きなサイズでしか描いていなかったことから、プロ仕様の大きなサイズを依頼されて苦労したという人は意外と多く、イラスト制作の現場でもそうした声があるのです。ですから、イラスト制作の仕事の基準サイズがどれくらいなのかを調べることはもちろんのこと、実際にそのサイズのイラスト制作に慣れておくといいでしょう。今まで描いたことのないサイズになると全体のバランスが悪くなったり、パースがずれてしまったりすることもあり、そうした基礎をしっかり身につけておくことが大切なのです。

自分がどれくらいの作品をどれくらいの時間で描くことができるのかを知るということは、仕事ができるペースを知るということでもあります。プロとして仕事をする際にはそれがとても大切になってくるので、もしイラスト制作に携わりたい、プロのイラストレーターになりたいと考えているのであれば、今からそれを知る努力をしておくべきでしょう。できるだけ早く努力を始め、自分のペースをより正確につかんでいる人ほど、仕事にゆとりをもってあたることができるのだということを心に留めておいてください。